梅雨には色とりどりの紫陽花が本当によく似合います。紫陽花は一般的に土壌が酸性だと青色で、中性、アルカリ性だと赤色が強く出ると言われていますが、実際、色が変わる要因は、phだけではなくて、品種でも差があるし、アントシアニンやアルミニウムイオンの量、開花時期の状況などもあるので、一言でいうのは難しいらしいです。
6月の紫陽花は発色がいいですが、7月に入ると色あせたり、色が変わるものもあります。青のものが緑になったり、青のものがピンクになったり・・・・だから「七変化」とも言われます。この時期の紫陽花は光や一緒に生ける花によっても色が違って見えるので、何にでも溶け込むかんじがします。
・・・・・私はこの不思議な色を美しいと思います。