2009-06-18

いけばなと華道

------------------------------------------------------------------------------ いけばなのお稽古は一生もの・・・と思って月に一回でもいいから行こうと心がけています。私の師匠はいけばなの先生には珍しく男性で、恐らく85歳くらいだと思います。最近、年齢を追えなくなりました・・・(--;; 今も草月本部の講師として現役で活躍しています。以前よりお稽古を開催する日は減りましたが、お元気な限り頑張っていただきたいと思っています。不思議な魅力のある方で、草月で活躍している友人にも「あの先生にどんなパワーがあって、どんどん生徒さんが集まるの?」って言われたくらい。お稽古にいく時は、なんとなく先生を拝みにいくようなところもあります。

私が10年以上も続けてこれた理由は・・・・草月流は、いけばなの中でも自由な流派です。その中で、先生はオブジェを得意としていて、私もどちらかというと理解しにくいものを作る事が好きだから。もう1つは、先生の人柄と花を通して人生哲学を話されるそのスタイルにあります。

いけばなを教える教室は沢山あるけれど、「華道」を教えてくれる教室は少ないのではないでは?

よく海外にいると「あなたの宗教は?」と聞かれるけれど、正直、「ない・・・」。毎週、教会にいって説教を聞く事もない国、日本・・・・華道をする時間は、座禅を組んでいるみたいな気持ちになります。作品がその日の精神状態を表現するので、自分の事もよく分かります。そして、先生の花哲学が、人生のヒントになることもあります。説法みたい・・・・その話はオリジナルのものから有名な故人のものまでと様々。

時々、「華道」を紹介していきたいと思います。私の言葉は先生の影響が多くありつつも私の解釈ですので悪しからず(^^;;

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