ラベル 華道 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 華道 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2009-08-19

華道-花との偶然の出会い

------------------------------------------------------------------------------

何万とある花の中から、その花に出会ったことは偶然の出来事です。
いけばなの使命は、その偶然出会った花をいかに自分のものにして作品にしていくか・・・ということです。

偶然の出会いを生かしていくのは自分自身です。それは、人との出会いも一緒です。

上記を書いていたら、以前に友人からもらった詩を思い出しました。作者も不明だし、お祈りの一部だと思うのですが、とてもいい詩なので紹介します。

Bits and Pieces

People
People important to you
People unimportant to you cross your life.
Touch them with love and carelessness and move on.
There are people who leave you
And you breathe a sigh of relief
And wonder why you ever came in touch with them.
There are people who leave you
And you breathe a sigh of remorse
And wonder why they had to go away
And leave such a gaping hole.
Children leave parents;
Friends leave friends.
Acquaintances move on.
You may think of many
Who have moved into your hazy memory.
You look on those presents and wonder.

I believe in God’s Master Plan for lives.
He moves people in and out of each other’s life
And leaves his or her mark on the other.
You find you are made up of Bits and Pieces
Of all who ever touched your life.
And you are more because of it
And you would be less if they had not touched you.
Pray God that you accept the Bits and Pieces
In humility and wonder.
Never question,
And never regret,
Bits and Pieces, Bits and Pieces  (By Unknown)

2009-08-06

華道- 迷った時は大抵、No!

------------------------------------------------------------------------------
作品を作る時に、「う~ん、地味かな~?」なんて思って、最後に、もう1本花を入れたりする事があります。 そうすると、先生が必ずといっていいほど、「これは最後に付け足しましたね~。これ、ない方がいいですね~」とおっしゃい、その花を抜きます。迷いの部分は作品に出て、やっぱりそれは余分なのです。つまり、迷った時は、NO。 

それは、花だけのことではないと思います。何か、判断をしなくてはならない時、迷ったらやめるというのも1つの考え方です。

2009-07-24

華道- Simple is the best!

------------------------------------------------------------------------------
作品を作る時、ごちゃごちゃ色々なものを突っ込むと全然、美しくなかったりします。
大抵、シンプルな方が洗練して見えるものです。

友人と話していたのですが、20代のころは、「バックがほしい、あれをやりたい、あそこへ行きたい」とWant, Want・・・でも30才が近くなると「これって必要?!」と取捨選択が始まっていく・・・と。年と共に本当に大切なものが見えてきて、人として、洗練されていくような気がします。

先日、鎌倉の円覚寺にこんな言葉が飾れていました。仏教と華道はやっぱりどこかで通じているんですね。
「何が一番いいか。身軽なのが一番いい。夏の風のようにさらさらと」(坂村真民全集より)

*写真-鎌倉明月院庭園

2009-07-09

華道- 無駄を捨てる勇気

------------------------------------------------------------------------------
花の茎は長いほど、値段が高い・・・誰もが知っていること。
例えば、バラの茎が長いと、どうしても、長いまま使いたくなります。だって、切ることはその値段の価値を捨てることとも言えるから。

いけばなをしていると、「茎を短くして作品の根元に挿した方がバランスがいいな~」と思うことがあります。 でも、切る勇気がなくて、無理をして使ってしまうことがあります。そうすると、結果として、作品全体のバランスが悪くなるんです。

一般的に価値があると思うものでも、自分にとっていらないものはいらない。
贅沢をしてはいけないわけではなくて、自分なりの価値を持って、いらないものは捨てる勇気って必要。その方が、バランスよく生きれるってことかな?

2009-06-25

華道- 意味のないものに意味がある

------------------------------------------------------------------------------
海外のアレンジメントと日本のいけばなの違い・・・行き着くところは一緒なのですが、一般的にいうと「間の取り方」ではないでしょうか?

アメリカに住んでいたころ、何かを聞かれて「I don't know」と連発する私に「Yes、 No、どっちなの?」と詰め寄るアメリカ人・・・「I don't know」という言葉は決して、空っぽではない。「Yes」、「No」では片付けられない色々な思いがある。そのことが感覚的には伝わらない・・・。とてももどかしい・・・・。

いけばなでは、とても少ない花で飾ることもあります。そうすると、それが何故、芸術なのか分からないこともあると思います。それは花だけをみているから。見える花をみては全体が見えないのです。花と花の間も作品。

一見、何も見えない空間も、意味がちゃんとあるんです。「I don't know」にきちんと意味があるように・・・・。

2009-06-18

いけばなと華道

------------------------------------------------------------------------------ いけばなのお稽古は一生もの・・・と思って月に一回でもいいから行こうと心がけています。私の師匠はいけばなの先生には珍しく男性で、恐らく85歳くらいだと思います。最近、年齢を追えなくなりました・・・(--;; 今も草月本部の講師として現役で活躍しています。以前よりお稽古を開催する日は減りましたが、お元気な限り頑張っていただきたいと思っています。不思議な魅力のある方で、草月で活躍している友人にも「あの先生にどんなパワーがあって、どんどん生徒さんが集まるの?」って言われたくらい。お稽古にいく時は、なんとなく先生を拝みにいくようなところもあります。

私が10年以上も続けてこれた理由は・・・・草月流は、いけばなの中でも自由な流派です。その中で、先生はオブジェを得意としていて、私もどちらかというと理解しにくいものを作る事が好きだから。もう1つは、先生の人柄と花を通して人生哲学を話されるそのスタイルにあります。

いけばなを教える教室は沢山あるけれど、「華道」を教えてくれる教室は少ないのではないでは?

よく海外にいると「あなたの宗教は?」と聞かれるけれど、正直、「ない・・・」。毎週、教会にいって説教を聞く事もない国、日本・・・・華道をする時間は、座禅を組んでいるみたいな気持ちになります。作品がその日の精神状態を表現するので、自分の事もよく分かります。そして、先生の花哲学が、人生のヒントになることもあります。説法みたい・・・・その話はオリジナルのものから有名な故人のものまでと様々。

時々、「華道」を紹介していきたいと思います。私の言葉は先生の影響が多くありつつも私の解釈ですので悪しからず(^^;;